将棋の最年少7冠、藤井聡太王位(竜王・名人・叡王・棋王・王将・棋聖=20)が佐々木大地七段(28)の挑戦を受ける、「伊藤園お~いお茶杯第64期王位戦7番勝負第2局」が25、26の両日、北海道小樽市「料亭湯宿 銀鱗荘」で行われ、先手の藤井が勝ち、開幕3連勝とし、王位4連覇まであと1勝とした。初タイトルを目指す佐々木は後がないかど番に追い込まれた。第4局は佐賀県嬉野市「和多屋別荘」で行われる。
初タイトルを目指す佐々木がシリーズ3連敗を喫した。後がないかど番に追い込まれた。藤井のエース戦法「角換わり腰掛け銀」を受けて立ち、最下段の飛車を中央に活用する工夫を見せた。2日目午前、中盤の難所での2時間32分の大長考に「局面に自信がなく、どう粘るか。ちょっと方針が決まらなかった」と振り返った。
終盤にリードを広げられたが、逆襲を狙い、勝負手を繰り出したが、届かなかった。「苦しい時間が長く続いた。中終盤は多少、粘って、急所が見えないようにと心掛けたが、じょじょに悪化していった」と悔やんだ。
第4局は先手番となる。絶対的な自信のある戦型「先手 相掛かり」がある。「いろいろと課題があるが、しっかりとクリアして、いい状態で臨みたい」。逆襲の1勝を狙う。【松浦隆司】