日本大学は8日、アメリカンフットボール部の寮で乾燥大麻と覚醒剤を所持したとして大麻取締法違反と覚醒剤取締法違反(ともに所持)の疑いで部員の北畠成文容疑者(21)が逮捕されたことを受け、林真理子理事長(69)酒井健夫学長、競技スポーツ担当の沢田康広副学長らが記者会見を開いた。
会見の質疑応答の主なやりとりは以下の通り
-どのように植物片が見つかったのか
沢田氏 学生が荷物を取り出して、見せるという方法でやりました。ヒアリングの内容については捜査に関わることなので控えさせて頂く。(植物片が入っていた)入れ物も学生が出した。
-アメフト部に関する薬物の情報について
沢田氏 昨年12月に警察からそういう情報があると聞いた。部であれば昨年10月29日に保護者から申し出があった。(それ以前については)一切ありません。
-昨年自己申告した学生についての処分は
沢田氏 口頭のみの厳重注意です。
-アメフト部に関する処分を変える予定は
沢田氏 現時点ではない。
-昨年自己申告した部員と今回逮捕された部員が別だった場合、部内で大麻の使用がまん延しているのではないか
沢田氏 昨年自己申告したものの本当にそれが大麻であったのか確認はできていない。まん延しているとは考えていない。
-速やかに警察に相談すれば、別の持ち物が見つかるなど違う結果になったのではないか
沢田氏 それはわかりません。そうだったという可能性もあるでしょうし、なかった可能性もある。
-自首ができない状況だと判断したのはなぜか
沢田氏 捜査に関わることなのでお答えを差し控える。
-どこに問題があってどう改善したらいいと考えているか。大学の改編について
林氏 就任してからほとんどスポーツの方は沢田副学長、学長の方にお聞きする立場だった。はっきり申し上げて遠慮がございました。スポーツの組織が分からないし、昔からいる監督、コーチもよく知りません。彼らのグラウンドに行く機会もございません。そういうことは教学に任せるべきと思っていた。一番重たい問題を抱えていたのはこのスポーツの分野でした。私の方で積極的に、遠慮せずに、どんどん行くべきだった。他の文系の方とは親しくお話しできても『スポーツ関係の方とは距離を置く』という心理が、今回このようなことがあった時に、影響しているのではないかと考えております。これから酒井学長と相談しながらぐいぐい行くべきだった。言い訳になるが就任して1年、人事、訴訟ですとかいろんなことをやってきました。スポーツの分野を後回しにしていた。厳粛に重く考えています。改革をスポーツの方に手を伸ばしていかないといけない。