自民松川るい女性局長の辞任届受理「フランス研修改めて反省と謝罪」維新に劣勢大阪府連立て直し

自民党の茂木敏充幹事長は22日、女性局長の松川るい参院議員(大阪選挙区)から21日に提出された辞任届について「女性局フランス研修について改めて反省と謝罪があり、本日付で受理した」と発表した。

松川氏は7月に国会議員4人ら計38人の研修を行った際にバリの観光名所エッフェル塔の前でポーズを取った写真などをSNSに投稿し、「まるで観光旅行だ」などと批判を浴びた。

2021年の前回衆院選で自民は大阪府内15選挙区で日本維新の会に全敗し、茂木氏を本部長とする「大阪自民党刷新本部」による立て直しを急ぐ中、渦中の松川氏を事実上の更迭にしたとみられている。後任は当面置かず、島尻安伊子衆院議員(沖縄3区)が代行する。立憲民主党の岡田克也幹事長は「説明責任を果たしてもらいたい。お子さんを同伴した件、お子さんは誰がどうやって見ていたのか。まさか外務省の職員が見ていたというようなことはないと思うが、そうであれば完全な公私混同、与党のおごり」とした。