そごう・西武労組スト実施 寺岡泰博委員長「永遠にシャッターが上がらないことになったら…」

池袋周辺を集まる人たち(撮影・鈴木正人)

百貨店そごう・西武の売却を巡り、従業員の労働組合は31日、東京都豊島区の西武池袋本店でストライキを行った。同日を終日休業とし、開店時間となった午前10時を迎えてもシャッターは閉じたまま。張り紙には「誠に勝手ながら全館臨時閉館とさせていただきます」と記されていた。大手百貨店のストは61年ぶり。

西武池袋本店近くには組合員ら約300人が集まり、デモ行進やビラ配りを行った。組合員らは「西武池袋本店を守ろう!」「池袋の地に百貨店を残そう!」と訴えながら街を練り歩いた。組合の寺岡泰博委員長は取材に応じ「この思いがホールディングスの経営陣にも届いて欲しい」と話した。営業を停止したことについては「もちろん心苦しいという気持ちは今でもある。ギリギリまでご迷惑かけないようにストライキは回避したいという思いはありました」と述べた。その上で「一番お客さまに伝えたいことは、確かに今日1日は店を閉めることでご迷惑をかけるが、永遠にシャッターが上がらないことになったら1日だけの話じゃない。何とかご理解いただきたい」と強調した。