サザンオールスターズ桑田佳祐(67)が2日深夜に放送されたTOKYO FM「桑田佳祐のやさしい夜遊び」で、東京・神宮外苑再開発計画への思いを歌った「Relay~杜の詩」を、初めてオンエアし、歌詞に込めた思いを語った。
サザンは今年デビュー45周年を迎え、3カ月連続で新曲の配信リリースを行っており、同曲は「サザン2023三部作」の完結編。桑田が作詞作曲を担当した。オフィシャルサイトにもアップされた歌詞には、計画を憂うような内容の言葉がつづられている。
桑田は、曲名の「Relay」について「この言葉の単語の成り立ちを調べると、聞いたんですけども『Re』というのは『後ろに』という意味らしい。『lay』は『残す』というラテン語らしくて。そもそも単語の成り立ちは、『Relay』は、そういう意味だったらしくて」と切り出し「転じて今は『つなぐ』とかね。ご存じのように『引き継ぐ』『中継する』とか『伝達する』などの意味で使われている。もちろん陸上競技でもリレー競技ってありますけど」と、話した。
その上で「先ほど歌詞を読みましたけども、いわゆる神宮外苑再開発という問題がありまして」と話し始めた。「私もぼやっとしていてよく知らなかったんですけども。実は、3月にお亡くなりになりました坂本龍一さんが、まあ、いろいろ提示していただいたことがいっぱいあるんですけども、この問題も、そういう1つの問題のことなんですけど、それを受け止めてと言っていいと思うんですけどね」と語った。
歌詞には、神宮外苑に近く、サザンの数々の名曲を生み出したビクタースタジオを思わせる内容も登場する。「神宮外苑といえば、サザンオールスターズも、おかげさまで45年間、ビクタースタジオで音楽をつくって、このかいわいには大変思い入れがございまして。まあ、言い換えればね、ふるさとのような場所なんでございまして」と吐露。「この問題を、坂本さんがお亡くなりになっていろんな報道を見て私も、あっ、そうなのと思ったんです。それで私なりに調べてみて、『あれ?なんか非常に、なんだ、もったいない気がするな』というふうに思って、この歌詞にしました」と話し、3月に亡くなった音楽家坂本龍一さんが同再開発計画に反対していたことが関心を深めるきっかけになったとも明かした。
「四の五の説明はしませんけれど、この歌詞の中に思いを詰め込んだつもりでございます」と、繰り返すように話した。