囲碁の第48期新人王戦決勝3番勝負第1局、姚智騰六段(25)対上野愛咲美五段(21)戦が13日、東京・市ケ谷「日本棋院東京本院」で打たれた。対局は午後5時36分、245手までて黒(先手)番の上野が中押し勝ち。初の新人王獲得に先勝した。第2局は22日、同所で打たれる。
上野は一昨年も決勝に進出したが、外柳是聞(そとやなぎ・せぶん)現五段(28)に1勝2敗で敗れた。1997年(平9)には青木喜久代現八段(55)が女流棋士として初めて勝ち上がったが、山田規三生現九段(51)に連敗しており、上野には女流棋士として初めての新人王獲得の期待がかかる。なお、男女混合の若手限定戦である「広島アルミ杯・若鯉戦」で上野は21、22年と連覇している。
過去の新人王には、07年井山裕太王座・碁聖(34)、14年一力遼棋聖・本因坊(26)、17年芝野虎丸名人・十段(23)、20年関航太郎天元(21)と、今の7大タイトル保持者も名を連ねている。若手の登竜門であり、参加資格は予選開催年の9月1日時点で25歳以下、六段以下。第32期からは1度獲得すると、参加資格がなくなっている。優勝賞金は200万円。