立憲民主党の蓮舫参院議員は11日までに、自身のX(旧ツイッター)を更新し、自民党埼玉県議団が、小学生3年生以下の子どもを自宅に残したままの外出を「虐待」とすることなどを定めた「虐待禁止条例」の改正案を取り下げると表明したことを受けてコメントを投稿した。
「13日本会議での採決はなくなったとのこと。あげてくれた多くの声の強さが力になりました」とした上で「が、『9月定例会での成立断念』ということはそれ以降も成立を目指すのかどうか注視が必要です」と、今後の流れに警戒感を示した。
別の投稿では、自民党県議団の田村琢実(たくみ)団長が10日に記者会見した際、議案の内容などに瑕疵(かし)はなかったものの、説明不足だった、と述べたコメントを念頭に「田村団長は『説明に不十分さがあり、不安を与えたことを猛省している』と謝罪したものの、内容や手続きは『瑕疵はなかったと思っている』と発言。多くの人々が内容に驚き反対しています。内容に瑕疵がない?との認識にさらに驚く」と、記した。
自民党県議団は同条例の改正案について、全国で車や自宅に児童が放置されて死亡する事案が相次ぐ中、それを防ぐことを目的に、「児童を住居、その他の場所に残したまま外出することその他の放置をしてはならない」としていた。こうした「放置」に当たる行為について、田村氏は会見で「安全配慮義務がされていない場合が当たる」とした上で、この安全配慮義務などに関する説明などが不足していたと主張した。