立憲民主党の安住淳国対委員長は20日、臨時国会召集後初めての党代議士会であいさつし、経済政策をめぐる岸田文雄首相の対応の遅さを批判した。
「議員が、腰を据えて政策をやれる時間をつくらない。岸田さんの政治のあり方は問題がある」と、解散カードを巧みに利用してきた岸田首相の政治手法を批判。首相が、近く取りまとめる新たな経済政策をめぐり期限付きの所得税減税の検討を与党側に指示する方向で調整していることが、19日に表面化したことを念頭に「昨日になって、急に期限付きの減税を言い出した。思いつきばかりだ」と指摘した上で「本当に物価高に直面し、なんとかしようと思えば、わが党が発表した給付の方が(実現性は)はるかに早い。今から法律をつくり、法律を直して税率をどうするかとやって、実際に減税となっても、来年のかなり進んだ時期になる。このスピード感のなさだ」と批判した。
「もっと早く内閣改造してもっと早く国会を開いていれば、いまごろ3万円くらいは給付ができたのではないか。このスピード感のなさを、徹底的に追及したい」とも訴えた。
一方で、「この臨時国会は、解散含みのスタートになる。緊張感をもっていかせていただく」と述べ、岸田首相が、会期中に解散総選挙に踏み切る可能性を視野に入れながらの国会対応になるとの認識を示した。