追及逃れ?柿沢法務副大臣の出席めぐり参院予算委員会ストップ 区長選対応で辞表提出、野党反発

江東区内に張られている柿沢未途法務副大臣のポスター。法務副大臣の文字もある(23年10月26日撮影)

東京江東区長選をめぐる公選法違反の疑いで東京地検特捜部の強制捜査を受け、木村弥生区長が辞職を表明したことに関連し、31日、自身の関与を認めて辞表を提出した柿沢未途・法務副大臣の参院予算委員会への出席をめぐり、同委員会の審議がストップした。

立憲民主党の杉尾秀哉参院議員が柿沢氏の出席を求めたが、辞表を提出したとして出席が認められず、昼前に審議が止まり、与野党の国対関係者が対応の協議に入ったが、再開の見通しは立っていない。

柿沢氏は、予算委員会開催中に辞表を提出したが午前中は小泉龍司法相も委員会に出席しており、受理されていなかった。野党の求めに応じて委員会に出席すれば追及を受けることになるため、柿沢氏の委員会開会中の辞表提出は「追及逃れ」との指摘も出ており、野党側は反発を強めている。

柿沢氏は、区長選で木村氏の選挙活動を支援した。木村氏の陣営は区長選の期間中、公選法で禁じられている投票を呼びかけた有料のインターネット広告を選挙戦期間中にユーチューブに出したとして告発され、今月24日に特捜部が関係先への強制捜査に踏み切ったが、柿沢氏は有料のネット広告の出稿を木村氏側に提案したことを認め、31日午前、責任を取る形で、辞表を提出した。

岸田文雄首相も答弁で柿沢氏の辞表提出を認めていた。