徳島県の後藤田正純知事は15日、愛媛県の特産品「じゃこ天」をめぐる秋田県の佐竹敬久知事の発言をきっかけに東京・有楽町で実現した秋田と四国4県の合同物産展に出席し、アイドルグループの名前にかけながら、47都道府県のPR戦略について語った。
報道陣の取材に「こういう形で皆さんに注目されたことは、本当にありがたいと思っています」とした上で、「AKB48ならぬ『都道府県47』の今、センターを(秋田と四国で)やっていただいている。みんながセンターになれる、みんなが刺激し合える。そういう47都道府県で頑張って参ります」と話した。
今回の騒動は、佐竹氏が10月の講演で「メインディッシュがいいステーキと思って開けたら、じゃこ天です。貧乏くさい」などと発言したことに批判が集まったことで起きた。佐竹氏は会見で謝罪に追い込まれたが、13日に官邸で行われた全国知事会の場でも後藤田氏らに直接謝罪していた。
後藤田氏はあいさつで「(佐竹氏から)大変誠意のあるお話もいただいた。愛郷心が高まるとつい、いろんなことを考えることは、誰しもある」と理解を示しつつ「これからはお互いを高め合い、認めて刺激し合い、良いコラボ、良いかけ算をしていきましょうと、お願いをしたところです」と述べた。
徳島のマスコットキャラクター「すだちくん」を記した法被を着て「わが県も(特産に)すだちがあるが、大分県産のかぼすとコラボしたり、秋田県には稲庭うどんがあるが、我々には半田そうめんがある。お互いにコラボして、世界に発信していこうではありませんか」とアピール。「いい地方創生をお互いに頑張ってまいりたい」とも訴えた。
後藤田氏は自民党の衆院議員を経て、今年4月の徳島県知事選で初当選し、現在1期目。