第49回「将棋の日」表彰・感謝の式典が16日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。将棋の普及などで貢献のあった個人や団体に感謝状、区切りの勝利や勤続40周年などの表彰棋士、昇段棋士らが出席した。
日本バックギャモン協会の下平憲治元会長(61)は、今年で12年もの間、「シモキタ名人戦」の実行委員長として東京・下北沢の小田急線下北沢駅前で毎年ゴールデンウイークに将棋や囲碁などのアマチュア大会を企画してきた。
もともと、森けい二九段(77)とバックギャモンを通じて接点があり、そこから羽生善治九段(53)森内俊之九段(53)、囲碁の武宮正樹九段(72)らにも楽しんでもらうようになった。1996年(平8)2月には羽生と武宮がそれぞれの分野で名人を獲得したのを記念して、バックギャモンの記念対局を開催したほどだ。
将棋や囲碁の棋士との交流を生かして企画した「シモキタ名人戦」は今や、黄金週間の下北沢の風物詩。森内をはじめ、世田谷区在住で今年の竜王戦でタイトル戦に初めて登場した伊藤匠七段、マージャンのプロ雀士としても活躍する鈴木大介九段、アマチュア強豪から編入試験で合格した瀬川晶司六段らが、指導対局などにやってくる。
羽生会長が提唱する「将棋を通じた地域社会への貢献、地域振興」を地で行くイベントを催しているのが評価された。「シモキタ名人戦は今後も続けていきたい」と、下平さんは張り切っていた。