元テレビ朝日社員の玉川徹氏は4日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。日大アメフト部薬物事件をめぐり麻薬取締法違反(所持)に問われた同大3年の北畠成文被告が先月30日の初公判で、沢田康弘副学長が「もみ消してくれると思った」と述べたことについて「重いことだ」と指摘した。
北畠被告は、所持品検査で大麻が入った缶が見つかった際に沢田副学長が持ち帰ったことや、その場にいた中村敏英監督が「沢田副学長に見つかってよかったな」と述べたと明かし、検事出身という沢田氏の経歴も知っていたと法廷で口にした。
玉川氏は「何のために検察から沢田副学長が大学に来たかというと、学生も監督も『もみ消せる』と思ったということ。検察は一応、正義を体現しているはずだが、そこからしかるべき立場に来ている人に、もみ消しを頼めば、もみ消しができると思っていたということ。ものすごく重いことではないか」と指摘。「なぜあの人が検察から副学長に来たのかという時に、何かあったらもみ消してもらえるよね、とみんなが思っていたということ。結果として(沢田氏は報告までの)12日間、独断で保管することをした。これはすごい重いことだと思う」「監督が『見つかってよかった』(と言うん)ですよ」と、沢田氏の役割に対する学内の認識に強い違和感を示した。
官僚らの民間企業への天下り問題を引き合いにしながら「能力で再就職でお願いしましたというが、結局(受け入れる側が)官僚とつながりたいんでしょと思われているのと、ちょっと似た感じがあると思う」とも指摘した。