自民党の石破茂元幹事長は20日までに自身のブログを更新し、岸田文雄首相が自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けて、岸田派(宏池会)の解散を明言したことについて言及した。
自民党では18日に岸田首相が「岸田派閥解散宣言」をしたことを受け、19日に党内最大派閥の安倍派(清和政策研究会、98人)と二階派(志帥会、38人)が相次いで派閥の解散方針を表明し、これまで続いてきた自民党の「派閥政治」は大混乱に陥っている。
石破氏は「岸田首相が岸田派・宏池会の解散を表明され、安倍派・清和会、二階派・志帥会は解散を決定しました。清和会、志帥会は会計責任者の起訴を受けてということですが、総理・総裁が岸田派を解散するのは、同様に立件される見通しとなったからなのか、それとも派閥そのものの存在意義を否定するお考えなのか、まだ判然としません」と指摘。安倍派や二階派で会計責任者らが在宅起訴や略式起訴され、岸田派でも元会計責任者が略式起訴されたが、石破氏は岸田首相の派閥解散の狙いが見通せないとの私見を記した。
その上で「いずれ、総裁が本部長を務められる政治刷新本部かどこかの場で、総裁ご自身のお考えが述べられることと思っております」とも記し、派閥解散に対する首相の明確な見解表明に期待を示した。
また「かつて自民党が危機に陥った時、それは決まって結論に至る経緯に起因するものでした。今回はその轍を踏むことの無いよう、党所属議員の一人として果たすべき責任を果たしたいと思っております。国民の理解と共感を得て、自民党が信頼を取り戻す道は決して平坦ではありません」とも記載。自身の「果たすべき責任」にも言及した。
石破氏は2015年9月、石破派(水月会)を立ち上げたが、現在は解散している。