日本将棋連盟は5日、23年の獲得賞金・対局料ランキングを発表し、藤井聡太8冠(竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖=21)が1億8634万円で2年連続のランキング1位になった。
また、95年に羽生善治九段が獲得した1億6597万円を超え、89年に統計を出してから史上最高額を記録した。
藤井の23年は5冠でスタートし、3月に棋王、6月に名人、10月には王座のタイトルを獲得し、96年に羽生が7冠独占を果たして以来の全冠制覇で、史上初の8冠独占を達成した。また、3月放送のNHK杯で初優勝するなど、一般棋戦(日本シリーズ、銀河戦、朝日杯、NHK杯)もすべてで優勝する史上初の快挙も達成した。前年から6429万円の大幅アップで、2位の渡辺明九段に4倍強もの大差をつけた。22年は1億2205万円で初めて1位となり、将棋界では史上最速&最年少での1億円プレーヤーとなっていた。
現在、菅井竜也八段の挑戦を受ける、第73期ALSOK杯王将戦7番勝負では3勝0敗。7、8日に東京都立川市で行われる第4局に勝てば、王将3連覇と、昭和のレジェンド・故大山康晴15世名人を超すタイトル戦20連覇の新記録を樹立する。女流棋士は、西山朋佳女流4冠が1位(金額非公表)になった。【松浦隆司】
▽藤井8冠のデビュー以来の獲得賞金・対局料
▼16年 非公表
▼17年 非公表
▼18年 2031万円(12位)
▼19年 2108万円(9位)
▼20年 4554万円(4位)
▼21年 6996万円(3位)
▼22年 1億2205万円(1位)
▼23年 1億8634万円