フリーアナウンサー羽鳥慎一は7日、MCを務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、自民党派閥をめぐる裏金事件を受けて、党が所属国会議員を対象に行っているアンケートの設問の「滑稽さ」について言及した。
自民党が「派閥による政治資金パーティーに関する全議員調査」と題して行っているアンケートは、A4判の紙に、質問はわずか2つ。政治資金収支報告書への記載漏れについて「なかった」「あった」のどちらかにマルをつけ、「あった」と答えた場合は過去5年間の不記載額を書くというものだが、この内容で真相解明になるのか党内外から疑問の声が上がっている。 また、不記載について問う最初の質問で「なかった」が「あった」の前に記されるなど、突っ込みどころ満載の内容となっている。
アンケートの設問について、「リディラバ」代表安部敏樹氏が「ヤバくないですか? なぜまず先に『なかった』がきているのか。普通に考えたら『あった』『なかった』だし、『(当該事実が)あったらマルをつけてください』って、そんなアンケートありますか」と指摘した。
これを受け、羽鳥も「普通『あった』が先ですよね。気付いた人が変えればいいのに」と指摘。「『なかった』にマルをしろ、なんて意図はないんだと思いますよ」とフォローしたが、安部氏は「意味不明ですよね。なぜ『なかった』からスタートするのか。深層心理があったんじゃないの?」と述べ、元テレビ朝日社員の玉川徹氏も「思いが出ちゃっているんじゃないの」と、皮肉まじりに指摘した。