【王将戦】菅井竜也八段「苦しくなる将棋ばかりだった」ストレート4連敗に悔しさにじむ

藤井聡太王将(右)と感想戦を行う菅井竜也八段(撮影・中島郁夫)

藤井聡太王将(21)が菅井竜也八段(31)の挑戦を受ける第73期ALSOK杯王将戦7番勝負第4局が7、8の両日、東京都立川市「オーベルジュ ときと」で行われ、先手の藤井が121手で菅井を下した。シリーズ対戦成績を4勝0敗とし、王将3連覇と昭和のレジェンド・故大山康晴15世名人をタイトル戦最多連勝記録「19」を更新するタイトル戦20連覇を達成した。雪辱を期した菅井は一矢報いることができなかった。

振り飛車党の菅井は第1局、2局に続き、三間飛車を採用した。1日目は形勢が互角も、菅井は2日目からじりじりとリードを奪われた。相手の的確な指し回しに、何度もため息をついた。投了間近には目を閉じ、小さくうなずき「負けました」と告げた。

ストレートの4連敗に「苦しくなる将棋ばかりだった。工夫が必要だった」と振り返った。

昨年4~5月の叡王戦5番勝負では、菅井は2回の千日手を含む1勝3敗で敗戦。叡王戦では全局「三間飛車」で挑んだ菅井だったが、王将戦7番勝負でも4局のうち3局で「三間飛車」をぶつけた。

振り飛車党の華麗なさばきも披露することができなかった。「戦型に問題があるのか、指し方に問題があるのか…」と話した。

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