札幌市北区のコンビニ「セイコーマート北31条店」で店員の男女3人が殺傷された事件で2月29日、運営する株式会社セコマ(札幌市)が公式サイトや公式X(旧ツイッター)アカウントを更新。文書で同事件に関するコメントを発表し、凶行対策の困難さなどをつづった。
文書は「セイコーマート店舗で発生した事件について」と題され、「2024年2月25日早朝、札幌市内のセイコーマート北31条店で従業員が襲われ、当社社員1名が亡くなり、2名の店舗従業員が重傷を負う事件が発生しました。昨日葬儀がしめやかに執り行われました。亡くなった社員のご冥福をお祈りし、ご遺族に心よりお悔やみ申し上げます。また受傷した従業員の1日も早い回復を願っております。当社はご遺族、店舗従業員のお気持ちとプライバシーを最優先として対応し、今後は必要な
支援をしてまいります。今回の事件により、北31条店の近隣の方々をはじめ多くの皆様にご心配をおかけしておりますが、当社や店舗にお悔やみやお見舞い、温かい励ましのお言葉を頂戴しており心より御礼申し上げます」と記述。
そして「これまで当社では、強盗と災害に重点をおいて店舗従業員の安全確保策を進めてきました。いずれの場合も身の安全を最優先とし、躊躇なく避難することを柱としてきました。しかし今回の凶行はこれまでの対策では対応が困難であり、現在防犯対策の再点検とともに各警察署のご協力により順次店舗の防犯訓練を実施しています。従業員の安全のために、そしてお客様に安心してお買い物いただける店舗づくりを進めていく所存です」としている。
この事件では無職宮西浩隆容疑者(43)が殺人未遂容疑で北海道警に逮捕された。運営会社社員の大橋恵介さん(40)が死亡し、男性店員(60)と58歳の女性が重傷を負った。同容疑者は現行犯逮捕された際、刃物を手にしており、道警はこの1本を含め、3本の刃物を押収したという。