立憲民主党の小西洋之参院議員は6日の参院予算委員会で、自民党の派閥政治資金パーティー裏金事件について説明したいとして自ら衆院政治倫理審査会(政倫審)に出席した岸田文雄首相に対し、参院でも政倫審に自発的な出席表明をするよう求めた。
これに対し、岸田首相は、これまでの国会答弁で答えているとして「出席は考えていません」と拒否。2024年度予算案衆院通過前の衆院で行われた政倫審への積極的な出席姿勢とは対照的な対応を示した。
小西氏は、安倍派で会長を務めた安倍晋三元首相の死去後、派閥内でキックバックが再開された経緯について安倍派幹部の衆院政倫審での発言は食い違っていることから、確認が不十分ではないのかと指摘。「疑惑解明の先頭に立たないのなら、自民党の総理総裁、総理を辞めるべきだ」と迫ったが、岸田首相は「事実を確認した上で説明責任を果たし、政治責任を果たして行き、そして再発防止に努めることが自民党総裁の役割だ」と、かみ合わない答弁に終始した。
首相は、キックバックが始まった時期をめぐり、再三、説明責任の必要性を指摘されている森喜朗元首相に説明を求めないのか問われると「実態把握の努力を続けている」としながらも「自民党の調査でも、森元総理の関与を指摘する発言は確認されず、直接説明は求めていない」と、この日も応じる構えをみせなかった。