カルビーは7日、都内で記者会見を開き、昨年発売30周年を迎えた人気商品「堅あげポテト」の「幻の江戸味噌味」を、3月18日に全国のコンビニで先行発売すると発表した。
同商品は、日本各地で育まれた食文化や素材の魅力を、お菓子を通じて発信する同社の「日本を愉しむプロジェクト」第6弾で、30周年記念企画商品の1つ。今回がプロジェクトの集大成でもある。2021年10月のプロジェクト発足当時からフードアドバイザーを務める世界的シェフ三國清三さんと、伝統的な「江戸味噌」を製造する「東京江戸味噌」を運営する日出味噌醸造元がダブル監修し、江戸元来の「江戸味噌」の味わいを、現代に新たな形としてよみがえらせた商品だ。
「江戸味噌」は、文字通り江戸時代から万能調味料として親しまれていたみそで、関東の食文化のベースとなっていた。しかし、米を多く使用するため「ぜいたく品」として戦時中に生産されなくなり、戦後、世の中から姿を消していたが、「日出-」が70年あまりの時を経て、復活させた。
カルビーは今回、江戸で日常的に使われていたとされるかつおだしや、みそに合わせたとされるコショウを隠し味にしながら5カ月かけて改良を重ね、つくりあげたという。
東京都の「東京観光大使」も務める三國さんは、江戸の世から続く東京の食文化に触れながら「東京には作られていない食材はなく、ぜひ知ってもらいたい。最後はみそ。そこがミソ」とだじゃれを交えながら、江戸味噌の魅力に言及。「日出-」の河村浩之社長は「江戸味噌は甘みが強く、雑味が少ない。他の調味料が必要ないほどバランスが良く、香りもみそくさくない。みその可能性を広げるみそ」とした上で「よく見つけていただいた。三國シェフの嗅覚のおかげ。みその多様性のようなものをお示しいただけるのはうれしい。江戸らしい、ちょっととんがった、粋な感じに仕上げていただいた」と喜びを語った。
「日本を愉しむプロジェクト」では、これまで「ア・ラ・ポテト 羅臼昆布しょうゆ味」「堅あげポテト 七味味」「夏ポテト 天草のレモン味」「かっぱえびせん 淡路島たまねぎのかき揚げ味」「堅あげポテト ほたて醤油味」が発売されている。
「堅あげポテト 幻の江戸味噌味」のコンビニ以外での発売は3月24日。