昨年11月に行われた自民党青年局近畿ブロック会議後の懇親会に露出度が高いセクシー衣装を着た複数の女性ダンサーが招かれていた問題をめぐり、党青年局長を辞任した藤原崇衆院議員(40=衆院岩手3区)が12日、騒動発覚後、初めて衆院本会議に出席した。
本会議後、報道陣の取材に「最終的な責任者は私。大変申し訳ございませんでした」とあらためて謝罪した。
藤原氏は、党青年局長代理を務めていた中曽根康隆衆院議員とともにこの会合に出席。会合ではダンサーに口移しでチップを渡したり、女性ダンサーの体に触る参加者もいたとされる中、産経新聞が今回の問題を報じた8日、中曽根氏とともに役職辞任に追い込まれた形となった。
藤原氏は、セクシーな衣装をまとった女性ダンサーが登場する演出は事前に把握していなかったとし「ステージに入ってきて初めて(知った)」と主張。口移しでチップを渡すような場面について「私は見た覚えはない」とした上で、自身が女性ダンサーに触ったかどうかあらためて問われると「私は、ないと記憶している」と口にした。
一方、会合後に「事務局と、ちょっとまずかったのではないかという話などはしていたと思う」とも述べ、「まずい」という認識はあったことをうかがわせた。今回のような演出が青年局の会合では常態化していたのか問われると「基本的に、他の所では私が出ている範囲ではなかったと理解している」と否定。女性ダンサーによるセクシーな演出が始まってから中止させる選択肢はなかったのかとの質問には「それができなかったことの責任が非常に大きい」と繰り返した。
派閥政治資金パーティー裏金事件などで、自民党への国民の不信感が増す中での今回の大失態。藤原氏は、裏金問題について協議する党の政治刷新本部の事務局次長を務めているが、このポストの去就については「人事権者のご判断。まずは青年局として責任を取るのが最初だと思っています」と述べた。「地方の青年局が起こしたこと。まずは青年局長として責任を取るということ」と繰り返し、離党や議員辞職の判断については「まずは先ほどの通りです」と述べるにとどめ、明確には答えなかった。
今回の問題をめぐっては。会を企画した自民党和歌山県連の川畑哲哉県議が11日、自民党を離党した。