長嶋一茂、メジャー初勝利の松井裕樹を絶賛 大谷翔平の本拠地開幕戦2安打は「調子がいい証拠」

長嶋一茂(2023年8月撮影)

プロ野球ヤクルトなどで活躍したタレント長嶋一茂(58)は29日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、本拠地開幕戦に「2番DH」で出場し2安打を放ったドジャース大谷翔平投手(29)や、ジャイアンツ戦でメジャー初勝利を挙げたパドレス松井裕樹投手(28)の活躍を喜んだ。

大谷はこの日3打数2安打で本拠地開幕戦の勝利に貢献。ドジャースはベッツ、フリーマンが本塁打を放つなどし、チームはカージナルスに7-1で快勝した。一方、松井は今季2度目の先発登板だったダルビッシュ有投手(37)の後を受けて4人目の投手として登板し、1回2/3を無安打無失点と抑え、メジャー初勝利を挙げた。

この日はリモート出演となった一茂は「大谷選手のヒットが見られて、朝から気持ちがいいよね」と笑顔を見せ「韓国(開幕シリーズ)の時にも、ホームラン性の当たりが数本あって、僕は調子がいいと思っていた。今日の最初の打席も、ライト線にツーベースを打ったものも、外角低めに落ちているボールだから調子が悪ければ多分、引っかけてゴロになっていると思うが、ちゃんとすくいあげてライト線に打っている。調子がいい証拠だと思う」と分析した。

「水原くんの(違法賭博問題の)こともあったんでしょうが、公式戦に入れば、大好きな野球ですから。その辺は忘れて打撃に入って集中しているなと、僕には見えた」とも述べた。

また「松井投手の1勝目も、すごくうれしかった。中継ぎはなかなか数字に残らないが、海を渡って最初のレコード(記録)が本拠地での1勝は、すごいこと」と、自分のことのように喜んだ。「2イニング(を任された)というのも自信になったと思う。韓国(開幕シリーズでの初登板)はワンポイントだったが、今回は2イニング。相当、首脳陣に信頼されている」とも解説した。

初勝利はつかなかったが、今季2度目の先発登板で6回途中、5安打1失点7奪三振の好投をみせたダルビッシュについても言及。「韓国でのオープニング(開幕投手)は結構厳しいピッチングだったが、なかなかパフォーマンス100%とはいかないでしょうけど、今日は地元本拠地でまたオープニングを任されたことを意気に感じて、本来のパフォーマンスがほぼ100に近い形で見られた。パフォーマンスがこれだけ出れば、まだまだ投げれると証明してくれたので、うれしかった」と評した。