浜田敬子氏、無言貫徹の水原一平被告に「どこかでカメラの前で立ち止まってコメントを言うべき」

浜田敬子氏(2024年2月撮影)

元AERA編集長でジャーナリストの浜田敬子氏は15日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、ドジャース大谷翔平投手(29)の銀行口座から不正に送金し、銀行詐欺罪などで訴追された元通訳の水原一平被告(39)がこの日、ロサンゼルスの連邦地裁に出廷した際の様子について言及した。

水原被告は14日(日本時間15日)、スーツにノーネクタイ姿で罪状認否のため裁判所に姿をみせたが、取材に集まった大勢の記者は、安全上の懸念を理由に法廷で傍聴取材することが許されず、別室で音声のみで聞く対応を余儀なくされたほか、閉廷後、水原被告も質問に一切答えずに裁判所を後にするなど、異例ずくめの展開となった。

水原被告の現地での様子がVTRで流れた後、浜田氏は「どこかうつろな表情で、というのはうかがえる。大谷選手への謝罪がないことには、水原被告の意思なのか弁護士の指示なのかは分からないが、1回きちんとどこかで(公の場での謝罪表明を)やろうと思っているとは思うが、どこのタイミングで、どこでやるのか…裁判の進行や戦略を持っているのかなと」と、この日水原被告がノーコメントだったことの背景を推測しつつ「でも、有罪を認めたのなら、どこかでカメラの前で立ち止まって(コメントを)言うべきだなと思う」と、指摘した。

在米17年の国際弁護士、吉田大氏は「この件はまだ動いており、弁護士としては余計なノイズを避けたい。ある程度、終結するまではでは余計なことを言わないように、というのは弁護士としては正しい判断」と解説した。

一方、浜田氏は「弁護士はそういう判断だと思いますが、もうひとつ気になるのが、(水原被告は)ギャンブル依存症だったわけですよね。その影響は(ないのか)」と指摘。「依存症の後は後遺症が考えられる。精神状態がかなりまだ不安定な影響もあって、今の時点ではまだ、きちんとしメディアの前に立って受け答えができないという判断をされたのかなという感じはします」と、私見を述べた。

番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一も、この日の水原被告の様子について「緊張感というより、無気力という印象が強かった」「(シャツの)第1ボタンも開いていたし(裁判所の中で)上着を脱いだら、シャツのすそが(ズボンから)出ていた。何か、緊張感がないようでしたね」と、感想を口にしていた。

水原被告はこれまでに、マイケル・フリードマン弁護士を通じて大谷サイドへの謝罪を望んでいることを明かしているが、この日は一貫して無言を貫いた。