大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏が19日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時半)に出演し、昨年の党女性局フランス研修時のSNS投稿などで批判を浴びた自民党の松川るい参院議員に対し、国民が分かる形での研修報告書公開の必要性に言及した。
この日、党国防部会長代理としてスタジオ生出演した松川氏は、昨年6月の自民党女性局のフランス研修でエッフェル塔を背景に関係者とポーズを取るなどした写真を、自身のSNSに投稿。「観光目的ではないか」などの批判を受け、女性局長を辞任した経緯がある。松川氏は番組冒頭で、久しぶりの出演であることを振られ「去年、写真投稿では大変お騒がせをいたしました。今日は呼んでいただいてありがとうございました」とコメントした。
女性局フランス研修をめぐっては、研修の成果を記した報告書が公になっていないことに、批判の声が依然くすぶっている。橋下氏は「僕はこの番組でも言わせてもらったが、政治家が海外に行く必要性は、ある時にはあるんですよ。海外出張した時に、プライベートな時間もあります。僕も海外出張してプライベートな時間を設けました」とした上で「ただ、やっぱり国民から(見て)しっかり、その仕事に見合った、海外に行ったことに見合ったことをきちんと説明し公にすることが重要」と、指摘した。
「今はSNS時代なので、僕の時には写真投稿はしなかったですが、そこは国民は今、政治家のお金の使い方にものすごい厳しい感覚になっている。その辺の配慮はしっかりやっていただきたい」とも促した。
同局政治部長・解説委員の松山俊行キャスターも「訪問の意義というものが説明できているかどうかというあたりが、課題があったと思いますが」と、報告書が公開されていないことに言及。これに松川氏は「SNS時代に、きちんとしたメッセージが伝わらないって難しいなと思ったんですが」と口にした上で「報告書はきちんとつくって、女性局の内部資料として(全国で)活用されている。組織内の研修会ということだったので、そこはご理解頂きたいなと思います」と述べた。