韓国の非常戒厳発令をめぐり、内乱罪の疑いで刑事告発された1人の金竜顕(キム・ヨンヒョン)前国防部長官が4日、戒厳軍の国会議事堂進入に対して「布告令にともなう最小限の必要な措置」だったと主張し「(国会議員を鎮圧しようとする)そのような意図なら3000人程度は投入されるべきだった」と話した。
韓国メディア「MTO」が6日、報じた。戒厳令が出された夜は特殊部隊約280人がヘリコプターなどで、ソウルの国会に集結し、一部は本庁舎内に侵入した。
前長官の発言に、柳時敏(ユ・シミン)前保健福祉部長官は「3000人を出動させようとすると、事前に情報が漏れる。精鋭の特殊部隊だけを派遣した。しかし彼の誤算は、今の若い兵士は以前(45年前の戒厳令時)と違って、市民らに対して優しく接していた」と、言い訳に過ぎないとの趣旨のコメントをした。
非常戒厳をめぐっては、最大野党、共に民主党が尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領や前長官ら8人を刑事告発している。