【韓国】尹錫悦大統領「去就は党に一任」に与野党から批判 味方も「早期退陣は避けられない」

韓国・ソウルの大統領府で国民に向けて演説しながら頭を下げる韓国の尹錫悦大統領(ロイター)

韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領が7日に発表した国民談話に与野党から批判が集まった。1分50秒の談話では非常戒厳による混乱を謝罪した上で「私の任期問題を含め、今後の政局安定策はわが党に一任する」と与党、国民の力に託す意志を示し、自分の去就問題の直接的な言及はしなかった。

韓国メディアはこの談話への各反応を伝えた。第1野党、共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表は直後に「非常に失望した。国民の裏切られた感情と怒りを増大させる発言。現在、大韓民国の最大のリスクは大統領の存在そのものだ。解決方法は尹大統領の即時辞任、弾劾による早期退陣以外に方法がない」と話した。

与党内からも批判が出た。談話30分後、国民の力の韓東勳(ハン・ドンフン)代表は「大統領の正常な職務遂行は不可能な状況であり、早期退陣は避けられない」と話した。

また国民の力の元党代表で現在大邱市長の洪準杓(ホン・ジュンピョ)氏は、去就を党に一任するような大統領の発言に「大統領が主導権を握って収拾しなければならなかったが、ますます泥沼に陥るようだ」と、自身のフェイスブックにつづった。