将棋のプロ棋士養成機関「奨励会」三段まで昇段した実績を持つ中七海(なか・ななみ)女流三段(26)が19日、大阪府高槻市の関西将棋会館で第52期女流名人戦予選第2ブロック準決勝、磯谷祐維女流初段(22)戦に挑み、女流棋士として初黒星を喫し、デビュー7連勝はならなかった。
昨年12月に女流棋士としてデビュー以来、無敗の6連勝と快進撃を続けていた中は、四間飛車の戦型を選択。中盤では主導権を握ったが、乱戦となり、最後は無念の投了を告げた。
神戸市出身の中は11年にプロ養成機関の奨励会に入会。20年に棋士への最終関門「奨励会三段リーグ」に参加していたが、24年9月に年齢制限のため退会となった。同年11月1日付で女流棋士に転向し、規定で「女流三段」となった。
将棋のプロは男女の区別のない棋士と女流棋士がいて、制度が異なる。
今後は奨励会三段の経験がある福間香奈女流5冠(32)、西山朋佳女流3冠(29)の2人との対戦が注目される。