泉房穂氏、財務省解体デモめぐる堀江貴文氏の意見に違和感「“成功者”による自己責任論の強調」

泉房穂氏(2021年6月撮影)

衆院議員や兵庫県明石市長を務めた泉房穂氏が3日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。“財務省解体デモ”をめぐり、ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏の意見にあらためて違和感を示した。

税金をめぐる政策への不満の高まりなどから、2月には東京・霞が関の財務省前で「増税反対」や「消費税廃止」を訴えるデモが行われた。堀江氏は自身のYouTubeチャンネルに「財務省解体してもどうしようもない理由を解説します」と題した動画をアップするなど、同デモに対して否定的な考えを示していた。一方、かねて財務省や同省官僚に対する歯に衣(きぬ)着せぬ発言をSNSでも繰り広げてきた泉氏は、堀江氏の動画での発言を引用し「『“努力”しようぜみんな。お前が貧乏なのは財務省のせいじゃねえよ。お前のやる気とか“能力”が足りねぇからだよ』との意見には賛同しがたい。誰もが“努力”したから金持ちになれるわけでもないし、誰もが高い“能力”を有しているわけでもない。だから政治が必要なんだと思う」と異を唱えていた。

泉氏の投稿に対し、堀江氏は自身のXで「泉さん文章読めてる?笑。『お前が貧乏なのは財務省のせいじゃない』って話よ。能力が生まれつき低い人を救済するのは政治の役割であることを否定してない」と反論。「財務省悪者にしてもなんも解決しないって話なんだけどな。おれをダシに使って話題取りに行くのはいつもの泉さんムーブだけどな」とチクリとさした。

これを受け、泉氏は「『文章読めてる?笑』と言われると自信はない」とした上で、「『お前が貧乏なのは財務省のせいじゃない』って言われても、増税されたら生活は苦しくなるし、『生まれつき』に限らず困った時に『救済するのが政治の役割』だと思うし、”文章“ではなく、“スタンス”の問題のような気がする・・・」とあらためて主張。「『論争ラリー』をしたいわけではなく、いわゆる“成功者”による『自己責任論』の強調に、”強い違和感“を感じているだけだ。『努力しようぜ』と言われても、いくら努力を重ねても、誰もが『46億円ものロケット開発補助金』を得られるようになるわけではないように思う」とつづった。