日本維新の会副代表で大阪市の横山英幸市長(43)が5日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。元兵庫県明石市長で元衆院議員の泉房穂氏(61)の投稿に猛反論した。
泉氏は先だって、自民公明の与党と維新が高校授業料無償化の合意による先行導入によって、大阪府の財政負担が令和7~8年度で約290億円軽減されるとした試算の公表を伝える記事をポスト。「『自公維3党合意』で“1番トク”をする(財政負担が軽減される)のは、すでに高校授業料の無償化をしていた『大阪府』。大阪府の試算で『計約290億円』もの財政負担軽減。大阪がトクをするために、日本全国の国民を犠牲にしたとまでは言わないが、維新はどう説明するのだろう」と指摘していた。
これに対し横山市長は「まったく意味不明なんだが」と断じて反論。「増税せずに自治体の努力で財源生み出して予算の組み換えしながら子育て施策を進めてんだよ。給食無償化も口だけ番長じゃなくて財源作り出してやりくりしてんだよ」と強い言葉で記した。
続けて「家庭の経済状況によらず等しく全ての子供達のため。そして少子化社会に抗うためにも将来世代の経済的負担軽減を進めてる。国の施策として国全体で子供達に重点投資する社会を目指す。住民に近い自治体の進んだ施策が国全体を動かすなら、まさに地方自治のモデルケースじゃないか。もって自治体に新たな財源が生まれたら、また若い世代に投資すればいいんだよ。市民負担を増やすわけでもないし、ましてや政治家がぽっぽないないするわけじゃない。橋下さんの時代からわたしも含めて、大阪市長はいまでもずっと給料4割カット続けてるよ」と現状を訴えた。
横山市長は「耳障りのいいことを吹聴して口先だけで混乱させて何も成果を得ず、果ては国や自治体運営を振り回して終わり、の方がよっぽど悪政だと思うがね」と指摘。「他府県の自治体関係者で今回の高校無償化と給食無償化について感謝の声を直接聞いてるよ。みんな頭悩ませながらなんとか財源やり繰りして子供達への投資を進めてる」と主張し、「住民に近い自治体から国を動かしていく。貴殿が望んだ方向性じゃないのか。維新憎けりゃなんとやらだな」とコメントした。
最後は「前向いて進もう。愛してるぜ」の一文で結んだ。このコメントが話題になると、新たな投稿で「殺伐としがちなXですが、前後の文脈関係なく語尾に『愛してるぜ』と付けるだけで平和になるね」と説明し「言いたいことは言い合おう。でも愛を持ってね。社会を良い方に回していこう。愛してるぜ」とつづった。これに対し、前大阪市長の松井一郎氏も「『愛してるぜ』ってロックやな」とリアクションしている。