長年、数々の選挙に携わり、「選挙の神様」と呼ばれた選挙プランナーの藤川晋之助(ふじかわ・しんのすけ、本名・藤川基之)さんが11日未明、東京都内の病院で逝去した。71歳。
これを受け、生前親交があった政治家らから、早すぎる逝去を悼む声が、X(旧ツイッター)に相次いで寄せられた。
2月3日に、今夏の東京都議選に向けた勉強会を開いた際、藤川さんを講師として招いた地域政党、都民ファーストの会の尾島紘平都議は、「藤川晋之助先生。『選挙の神様』と呼ぶと、照れ笑いされていました。先月の都民ファーストの会の勉強会でも、喝を入れていただいたばかりでした。また飯でも行こうと、握手でお別れしました。それから入院されたとのことで、心配していました。まだまだご指導いただきたかった。お悔やみ申し上げます」と悼んだ。
日本維新の会の藤田文武前幹事長は「議員になる前から厳しく温かいアドバイスをいただいたのが昨日のように思い出されます。藤川さん、ありがとうございました。御霊の平安を心よりお祈りいたします」とつづった。
日本維新の会で政調会長を務めた音喜多駿・前参院議員は「6年前の参議院選挙では、私と柳ヶ瀬さんチームの事務局長も務めてくれました。劣勢を覆したその手腕は、まさに選挙の神様。国会に戻ってまたご報告に行きたかった。心よりお悔やみを申し上げます」とつづった。
日本維新の会の柳ヶ瀬裕文参院議員は、入院中だった藤川さんと撮影した写真とともに「藤川晋之助さんが亡くなりました。2週間前には元気に今後の活動について、話をしていたのに。東京維新も含めて公私に渡りお世話になりました。本当に残念です。心よりお悔やみ申し上げます」と投稿した。
NHKから国民を守る党の立花孝志党首は「えー 驚きすぎ! 選挙の神様がお亡くなりになられた。一度しかお会いした事ないですが、貴重な話をたくさんさせて頂きました!ご冥福をお祈りいたします!」と記した。
紀藤正樹弁護士は「突然の訃報でびっくり。合掌」とつづった。
藤川さんは、2月中旬に開かれたセミナーでは元気そうな様子をみせていたが、その後、都内の病院に入院していた。
23歳で国会議員の秘書になり、政策担当秘書、政党の事務局長などを歴任。大阪市議も務めた。2023年、自身の名前を冠した「藤川選挙戦略研究所」を創立し、代表理事に就任。昨年7月の東京都知事選では、石丸伸二・前広島県安芸高田市長の選挙を手がけた。石丸氏は、3選された小池百合子都知事に次ぐ次点の約165万票を集め、大躍進したが、その選挙戦略を担ったことで「選挙の神様」「軍師」と、大きな話題になった。