今夏の参院選比例代表に自民党公認として立候補が決まった杉田水脈元衆院議員(57)は13日、山口市の事務所で記者会見した際、同じ旧安倍派に所属した西田昌司参院議員が12日、石破茂首相の退陣論に言及したことへの感想を問われる場面があった。
西田氏は12日の党参院議員総会で「今のままでは参院選を戦えない」という趣旨の発言をした。総会終了後の取材にも「(石破首相に対する)国民の審判はもう(衆院選で)出ている。その方がまた参院選の(党の)看板になるのは、あり得ない」「総裁にふさわしい人をもう1度、選び直す手続きをしてほしい」と述べ、2025年度予算案成立後の石破首相の退陣と、自民党総裁選の実施を訴えた。
杉田氏は「報道を受けて、西田先生がやむにやまれず、ではないですけど、そういう発言をされたのかなと思った」と私見を述べる一方で「(党内に)どのくらい賛同する方がいるかについては、今、私自身が自民党の中にいないので空気感が分からないので、コメントはしづらいと思っている」と述べた。
西田氏同様に自身も臨む参院選の情勢については「厳しい戦いになると思う。今までは衆参の選挙で(自民党が)勝ってきたところで、去年の衆院選は与党過半数割れを起こした。(自民党が)そこから(再び)支持を広げていけているかといえば、今の自民党はできていないと思っている」との認識を口にした。
その上で、与党が日本維新の会主張の政策で合意した高校授業料無償化と、逆に国民民主党が訴えて与党と合意に至らなかった「年収103万円の壁」の178万円の壁への引き上げという2つの野党の政策に言及。「今は、103万円の壁を178万円まで上げて、国民の手取りを増やすこと。私としては、教育無償化ではなく103万の壁の方をしっかりやるべきだと訴えてきた。この気持ちは変わらない」と述べた。