元財務官僚で信州大特任教授の山口真由氏は24日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、全国で相次いでいる詐欺電話による被害をめぐり、自身が過去に"撃退"した不審な電話について語る中で、「一瞬、信じそうになった」と明かした。
番組では、最近、末尾が「0110」の詐欺電話が増えていることや、実際に詐欺電話を受けた元警視庁刑事、高野敦氏による相手とのやりとりの様子などを紹介した。警察の電話番号を偽装した不審な電話が今年1から2月で、全国で計3416件、被害総額が約106億2000万円にのぼるとも伝えた。
山口氏は「私も、NTTを名乗る電話があった」と、NTTを名乗る不審な電話がかかってきた経験を明かした。「私の番号が不正に利用されていますと。『監督省庁と連携を取って』と言われ、普通は『監督官庁』って言うよな、と思いながら『監督省庁はどこですか』と聞いたら『法務省』と。あれ? 総務省じゃないかなと思って、民事、刑事、どちらですかと聞いたら、担当課に確認しますと言って切られた」と、冷静な事実確認を続けるうちに電話が切れたことを明かした。
山口氏は「でも(事実と)ちょいちょい違うなと思うところは確かにありますが、私が思ったのは、電話に出た時に『山口さんですか』と言われた。私の番号と名前がひも付いているので、一瞬、信じそうになってしまった」と漏らした。「どんどん巧妙化していった時に、果たしてそれ(疑う気持ち)が守れるのかと。私の電話番号はどこかに出回っているのかなという恐怖と、怖いなと思ってしまった」と述べた。