玉川徹氏が違和感指摘 フジ清水社長の会見“ひとこと”に「いまだにこんな…ちょっとビックリ」

玉川徹氏(2019年撮影)

元テレビ朝日社員の玉川徹氏は1日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、中居正広氏の女性トラブルに端を発したフジテレビの一連の問題を受けた第三者委員会の調査報告を踏まえ、3月31日に会見したフジ清水賢治社長のある発言に、強い違和感を指摘した。

番組では恒例のパネルコーナーで、今回のフジの問題を詳報。フジテレビが、被害者の女性Aさんが中居氏の性暴力被害に遭ったことを一部幹部が認識した後も、中居氏が出演する番組を継続して放送したが、清水社長は会見で「調査報告書にもあったが、元社員が性被害を訴えていたにもかかわらず、上司である局長から当時の社長まで人権問題ととらえなかった。被害女性に対し、会社は自分より中居氏を守ったと思わせてしまったことを通じ、被害女性をどれだけ傷つけてしまったかと思うと、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と口にした。

玉川氏は、トラブル発生後のフジ側の対応について見解を問われ「ずっと疑問だったのは、なぜ番組(『だれかtoなかい』)は続いたのかということ。それも1年半にわたってずっと続いた。途中(当初MCの1人だった)松本人志さんの問題があり、あれを理由に終わらせることもできたのに、それでも続いた。なぜなんだろうと。ずっと不思議だった」と、指摘した。

その上で「今回いろいろ分かってきたことを総合的に考えると、清水社長が『会社が中居氏を守ったと思わせてしまった』と、いまだにこういう言い方をするのかというのは、ちょっとびっくりなんですね」と、前日の清水社長の会見での発言に違和感を示した。

「守ったんですよ。思わせてしまったんじゃなくて、守ったんですよ。中居氏を守り、番組を守り、会社を守るつもりで被害者を守らなかったということだと思う」と、清水社長の発言を疑問視。「会社を守るためには、被害者を守るために番組を続けると言う通常考えられないことを思い込んだ」と踏み込んだ。

さらに「だって(女性は)性被害に関するPTSDなんですよ。それを自分の局の番組で、ずっと出演するのを何らかの形で見る可能性がある。あの人は番組をずっと辞めないんだ、あんなひどいことをしたのに番組は続くんだというのを、ずっと1年半にわたって見続けるわけじゃないですか。これほどPTSDに悪いことはないと、素人の私でも分かる」と、局の女性への対応が不適切だったことにも言及。その上で、清水社長に対し「続けた理由は、番組を守る、表に出ないことということで会社を守るんだという思い込み。そこがあるんじゃないかと思うので、そこを正直にちゃんと清水社長は昨日、言うべきだった」と述べた。

MCを務めるフリーアナウンサー羽鳥慎一は、トラブル発生後のフジ側の対応について、「そういった対応は、二次加害行為ということを第三者委員会は指摘しました」と説明した。

中居氏の性暴力認定、元女性アナA、社員B氏とのやり取り明らかに/第三者委・フジ会見まとめ