立憲民主党の小沢一郎衆院議員は2日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、1日の記者会見で、自民党新人議員15人に1人当たり10万円の商品券を配ったことに触れ「自分を見失っていたところがあったかもしれない」と述べた石破首相の言葉を、酷評した。
首相の会見について報じたネットニュースを引用しながら「自分を見失う人が総理をやってはいけない。そんな船頭の船に乗りたい国民はいない」と、厳しく指摘。「加えて、過去形ではなく依然自分を見失ったまま。総理就任前と後では全てが真逆。『総理だけが楽しい日本』はもう十分」と、首相肝いりのキャッチフレーズ「楽しい日本」にも触れながら、首相の政権運営能力への私見もつづった。
石破首相は1日の会見の冒頭で、商品券問題についてあらためて謝罪。商品券を渡した経緯に関して「長年『人付き合いが悪い』『会食が足りない』と言われ、世に言う『ケチ』だねとずっと言われてきた。それを気にする部分が相当あったんだと思う」とした上で、「今回の件で各方面から『お前、そういうことはしてこなかったじゃないか』『それ(ケチ批判)が何だ、石破らしさを忘れるな』というおしかりをいただいたところだ。自分を見失ったところがあったかもしれない」と発言し、各メディアが報じた。
商品券などの若手議員への配布は、自民党政権の「慣例」になっていたとの見方が根強いが、そうした核心部分に関する説明は、1日の記者会見では語られなかった。