国民民主党の玉木雄一郎代表は15日の定例会見で、就職氷河期世代に特化した専門チャンネルを、党の公式チャンネルに立ち上げ、党としての取り組みに関する情報発信を強化する考えを明らかにした。
国民民主党は10日に、30歳未満の就労者の所得税と住民税の負担を軽減する内容の「若者減税法案」を衆議院に提出。しかし、SNS上で「就職氷河期世代を見捨てるのか」などの批判が相次ぎ、玉木氏がXで「決して忘れていません。国民民主党は、就職氷河期世代対策にも率先して取り組んできました」として、昨年6月に就職氷河期世代支援に関する提言を当時の厚労相に申し入れるなど、継続的に取り組んでいることを訴え、理解を求める事態になっていた。
玉木氏はこの日、これまでも党として就職氷河期世代への対策に取り組んできたとした上で「私たちの取り組みについて正確に発信していきたいということでこれまで党の公式チャンネルでも発信してきたが、必ずしも多くの人に伝わっていない」として「今回、新たにサブチャンネルを立ち上げ、情報発信を強化していきたい」と述べた。
玉木氏は、先週「若者減税法案」を提出した際の反応を振り返り「就職氷河期世代の方から、多くのご批判も含めた反響をいただいた。それだけ就職氷河期世代の方が置かれている立場、今の環境や待遇が大変厳しく、将来の展望が描けない中で、今、若い人の初任給は上がっている中で、自分たちの世代だけが取り残されているのではないか、ということを強く感じていらっしゃることを、あらためて感じた」と述べた。
その上で「元々、そういう思いでやってきましたが、逆に言えば、我々の就職氷河期世代の方に対する取り組みが伝わっていなかった面ももたくさんある。その反省をもとに、よりみなさんに寄り添った発信を強化していきたい」と、訴えた。