日本国籍取得めど立たず…デヴィ夫人が12平和党解散の理由を説明「選挙の神様」急逝も影響か

デヴィ夫人=25年4月

タレントのデヴィ夫人(85)は25日、自らが代表に就任し、今夏の参院選への候補者擁立を目指していた政治団体「12(ワンニャン)平和党」を、解散すると発表した。

デヴィ夫人は今年2月12日、自身が代表を務める「12平和党」の立ち上げを発表し、今夏の参院選に候補者を擁立する意向を表明。日本初の犬猫の保護に特化した国政政党を目指すとし、日本国内での犬猫の食肉禁止の明確な法制化などを掲げていた。

この日公式サイトに投稿された動画で、デヴィ夫人は「残念なご報告を申し上げなければなりません」と述べた上で「日本に戻って25年。私の人生の集大成として、12平和党を設立し、国政政党として国会での活動を行わなければならないと考え、12の公約を法制化しようと精いっぱいの行動をしてきました」と説明した。

「多くの動物関係の方から犬猫の尊厳を守る希望の光がやっと見え始めたと言われ、ご支援を励ましの言葉をいただき、みなさまのおかげでここまで進めてくることができました」とした上で、今年3月11日に、12平和党の選対対策の責任者に就任し、参院選の陣頭指揮をとる予定だった「選挙の神様」藤川晋之助さんが急逝したことに言及。「予想できない事態だった」と述べた。

また、「私自身の日本国籍の承認問題が未解決のまま、現在に至っています」とも述べ、現在のインドネシア国籍から再び日本国籍を取得できた場合、自身の参院選出馬も念頭に置いていた戦略が暗礁に乗り上げている状態であることにも言及した。

その上で「活動には期限があり、政党としての活動は残念ながらここでいったん、終了することを決断せざるを得なかった」と、解散に言及。支援者への謝意とともに「失望させてしまったみなさまには、心よりおわび申し上げます」と口にした。

「犬猫はじめすべての動物愛護活動は、今後も一生の課題として続けていく所存でございます」とも述べた。

12平和党の公式サイトには25日午後5時、「12平和党 解散のお知らせ」と題して「突然ではございますが、この度、12平和党は令和7年4月20日をもちました解散いたしました」などとつづられた、デヴィ夫人と共同代表を務める堀池宏氏との連名の文書も発表された。

デヴィ夫人は、自身の事務所の女性スタッフにグラスを投げたとして、今月16日、警視庁に暴行容疑で書類送検されたことが明らかになっている。永田町では、この問題が党の今後に影響する可能性を指摘する声も、一部で出ていた。