将棋の藤井聡太名人(竜王・王位・王座・棋王・王将・棋聖=22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する第83期名人戦7番勝負第4局が17日、大分県宇佐市「宇佐神宮」で始まった。開幕3連勝の藤井がストレートで名人3連覇を達成するか、初の名人奪取を目指す永瀬が反撃の1勝を挙げるか。注目の一戦となる。
宇佐神宮は全国の八幡社の総本宮で、八幡神は「勝負の神様」ともいわれる。今年、創建1300年となる。
午前9時、立会人の谷川浩司17世名人(63)が定刻になったことを告げると、お互いに深々と一礼し、対局を始めた。先手の藤井はいつものようにお茶を一口飲み、心を整えてから飛車先の歩を突いた。永瀬は飛車先の歩を突き返した。戦型は角換わり。
第1局、2局は藤井が制したが、勝敗はどちらに転んでもおかしくない熱戦だった。第3局は相矢倉の戦型となり、藤井が快勝した。
両者の対戦成績は藤井の23勝8敗。対局は持ち時間は各9時間の2日制。1日目は夕方に封じ手をする。2日目は18日午前9時に再開する。