れいわ新選組の八幡愛衆院議員は18日、高騰するコメ価格の安定策などについて与野党7党の農政政策担当者が討論したNHK「日曜討論」(日曜午前9時)に出演し、コメの安定的な供給に必要なものを問われ「何を語るにしても、お金が足りなさすぎる」と訴えた。
「私たちは困った時にトマホークとか、かじれない。防衛予算から引っ張ってきたらいいんちゃうかなと思います」と、政府が購入契約を結んでいる米国製巡航ミサイル「トマホーク」に触れながら、農水関連予算を増やすよう私見を口にする場面もあった。
八幡氏は「農林水産委員会に来てびっくりした。(農政関連の)今年度予算は2・7兆円。これを倍増くらいにしていかないと何も解決しない」と指摘(2025年度予算の農水関連予算は、前年度比20億円増の2兆2706億円)。「農家への価格保障、所得補償もしていかないといけないし、新規就農に関する予算も全然足りない。積極財政をしていくしかない」とした上で「私たちね、困った時にね、トマホークとかかじれないわけですよ」と発言。「防衛予算から引っ張ってきたらいいんちゃうかなと思うくらい、食の安全保障は最大の課題だと思っている」と訴えた。
政府のコメ対策について「昨年からずっとお米が足りない、品薄だ、このまま値段が上がっていくのではないかと言われてきたのに、政府は無視し続けて今に至る」と、対応を批判。「農政は食の安定供給が基本。それができていない政府与党の失策を反省する会だと思って、今日は来ました」などとも述べた。
価格抑制をめぐる政府の改善策について問われた際には「そもそも流通のせいにし過ぎだ。コメが足りていないから、量がなくて価格が上がっている。だれでも分かること。去年より2倍になるまで放置をしてきた」と主張。農水省が16日、備蓄米放出ルールの大幅な見直しを含めた「米の流通安定化に向けた対策パッケージ」を発表したことにも触れ「農水委員会で毎回、江藤(拓)大臣に備蓄米を放出してほしいと、他の委員も求めていたが、政府与党はのらりくらりしてきて、急に農水委員会終わり明けの15日に、(自民党の)小野寺(五典)政調会長が(政府備蓄米の落札額をめぐり)『国がもうけてどうする』と言い出して、何を言っているのかと思ったら、次の日にパッケージ。そして週末の番組。出来レースなんかなと思う」などと、皮肉交じりに指摘する場面もあった。