テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)は22日の放送で、番組あてに視聴者から情報提供として送られてきた、袋の口が開いた5キロのコメの「実態」を明かした。
5キロで税込み4090円のブレンド米だが、形の崩れた米粒が多数見受けられ、番組で取材した東京都内の2軒の米店の専門家からも「ひどい」「自分たちの立場では売らない」「(コメに対する)侮辱。明らかに(消費者を)裏切っている」などの、厳しい声が出るほどの代物だということが、専門家の見地から確認されたと報じた。
一方、当該コメの精米業者に取材したところ「取材には一切お答えできません」という回答があったことも伝えた。
番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一は「ブレンド米が悪い、いうわけではありません」と、再三強調した上で「こうした業者が、中にはいるということです」と、警鐘を鳴らした。
番組コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「このお米は、おととい、私あてに送られてきた」と明かし「心当たりがなかったので開けてみたら、袋が開いたコメが出てきて、何だろうとこれと。見たら(コメが)ひび割れたようなお米で、手紙が入っていたので、急きょ取材に入った」と、今回報じることになった経緯も明かした。
玉川氏自身「ひと目見て、これはひどいなと思いましたよ。僕の印象でも半分くらいは割れているコメで、とても普通に炊いておいしく食べられるコメには見えない」と考えたといい「本当に売られていたんですか、ということで、裏を取りましょうと、取材に入った」と述べた。
番組の取材で分かったコメの「正体」を踏まえ、「それくらい、コメは今は何でも売れるのかも知れない。コメっていうのはなかなか、手に入らないようなものになっていて、コメがあれば買うみたいなことになっていることを、逆に業者側が見越している。この際、くず米でも売れるという、そういうことなんだろうと思った。それくらい今は、コメに対する(消費者の)飢餓感があるのではないか」と懸念を示した。