藤井聡太王位(竜王・名人・王座・棋聖・棋王・王将=22)への挑戦権を競う、将棋の伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦挑戦者決定戦、永瀬拓矢九段(32)対佐々木勇気八段(30)戦が22日午前10時から東京・千駄ケ谷「将棋会館」で始まった。先手後手を決める振り駒の結果、歩が3枚出て永瀬が先手、佐々木が後手となった。
永瀬は現在、名人戦にも挑戦している。3連敗で迎えた第4局(5月17、18日、大分県宇佐市「宇佐神宮」)で逆転勝ちし、1勝返した。今年に入って王将戦、名人戦と7番勝負のタイトル戦でいずれも挑戦権を獲得しており、これに続く王位戦初登場を目指す。
対する佐々木は、昨年10~12月の竜王戦の挑戦者。これがタイトル戦初登場だったが、藤井に2勝4敗と健闘したのは記憶に新しい。また、2016年(平28)12月のデビュー戦から29連勝と、将棋界の連勝新記録(従来の記録は神谷広志現八段が87年に達成した28連勝)を達成した藤井の30連勝を17年7月に止めて、初めて土をつけた棋士でもある。
持ち時間は各4時間。昼食休憩を挟んで、22日夜には決着の見込み。