三浦瑠麗氏、コメ問題解決へ向け提言「アメリカ米を入れて市場を落ち着かせるべき」

三浦瑠麗氏(2021年撮影)

国際政治学者の三浦瑠麗氏が2日までにX(旧ツイッター)を更新。コメの価格や需給などの問題の解決へ向けた提言を行った。

三浦氏は、小泉進次郎農相によるコメ価格の高騰対策や日本のコメ政策について解説した自身のYouTube動画を引用した上で、「コメ問題を解決したかったら、『悪者』はいないという認識からスタートしたらいいと思います」と切り出し、「そこにあるのはGHQの行った農地改革がもはや時代に合わなくなったという事実。高齢化した零細農家、競争力が落ちた農協、コメを高く評価しない消費者、こういう時にだけ騒いだり関心を注いで犯人探しをするマスコミ、コロナ明けの需給予測を間違った政府。需給予測が間違っている以上、買い溜めはあれど『大量に消えたコメの謎』はありません」と指摘した。

続けて「小泉進次郎農水大臣の今回の施策は短期的に効果を挙げるだろうけれど、次の新米の需要も先食いされる見通しが高い」と推測。「政府は需給予測を誤ったことを認め、アメリカ米を入れて市場を落ち着かせるべき。中期的政策としては農業用地が耕作放棄されて使えなくなる前に大規模農家に土地を集約しやすくしましょう。農業は土壌が命。放棄されると農地は使えなくなってしまうので」との考えを示した。

外国からのコメ輸入については「蓄積された供給不足のコメ危機は、単年度の備蓄米放出や当座の生産拡大の掛け声でどうにかなることではないので、同じことを繰り返さないようにするために輸入を拡大しないといけないはずです」と私見を述べ、続く投稿では「備蓄米の味がどうだとかこうだとか言っているのは、テレビ的な”ショー”でしかありません」とバッサリ。「自分で煽っておいて注目を集め、ストーリーを回収して人々の時間を費消してお金にかえるアテンションエコノミーは、ネットだけではありません。今論じるべきは備蓄米の味ではなく、次なる一手です」とつづった。