国民民主党が今夏の参院選比例代表に擁立することを発表している足立康史元衆院議員(59)が11日、自身のX(旧ツイッター)を更新。同党が擁立予定だった山尾志桜里元衆院議員(50)の前日の会見を念頭に、自身は時間無制限の取材機会を設定したことをあらためて説明し「説明責任は果たしている」と強調した。
足立氏は、山尾氏が10日に行った会見を示唆するように「国民民主党の参院比例候補予定者の記者会見が話題ですが、わたくし足立康史は、いち早く時間無制限の囲み取材を受けました」とコメント。「もちろん、メディアや有権者から追加の会見要請があればいたしますが、候補予定者としての説明責任は果たしているものと存じます」と主張した。投稿のタイミングは、山尾氏の公認取り消しが発表される数時間前だった。
山尾氏は10日に出馬会見をしたばかりだった。しかし、2時間半の会見で、質問は議員時代の2017年に報じられた不倫報道に集中。山尾氏は、当時、報道陣の質疑に応じなかったなど取材対応について「8年前の自分の行動と対応の未熟さを、おわび申し上げます」と謝罪。だが、不倫報道の事実関係は「今、新しく言葉をつむぐことはご容赦をいただきたい」「いろいろな思いの方がいる」として真相は語らず、報道陣から「きちんと説明してください」「納得できない」など、厳しい指摘が寄せられていた。
足立氏は、国民民主党が先月発表した今夏参院選の公認候補に山尾氏らとともに入った。ただ、山尾氏がこれまでに、読売新聞の「女系天皇」の可能性を排除せずに検討することを提言した記事について「女系天皇の議論を避けつつ、女系天皇の選択肢を排除する進め方は間違っています」などと持論を披露した際には、足立氏は「『国民民主党の政策の枠組みを超えていると(私は)考えますので削除いただいた方がよいのではないか』とお伝えしました」などと、意見の相違があることを明かしていた。