箱根の梅雨時の幻想的な風物詩 人気観光列車「夜のあじさい号」14日から運行

14日から運行される箱根登山電車「夜のあじさい号」

箱根の梅雨時を彩る人気観光列車、箱根登山電車の「夜のあじさい号」が14日から30日まで運行される。そのライトアップ撮影会が13日、神奈川・箱根湯本駅周辺で行われた。

この時期には沿線で約7000株のあじさいが咲き誇る。夜間にはライトアップして、座席指定の「夜のあじさい号」で幻想的な雰囲気の中を走行する。見どころとなる場所では徐行や停車を繰り返したり、社内の照明を落とし、ゆったりと観賞できる。箱根湯本駅から強羅駅にかけて徐々に勾配を上がっていく。その標高差は400メートル以上。見ごろも場所によって違う。今年はデビュー10周年、大きな窓が特徴の「アレグラ号」が使われる。

この路線のあじさいは、箱根登山電車の職員が1973年(昭48)ごろ、自発的にあじさいを植えたことから始まった。85年ごろには沿線で多くの植栽が整備され、「あじさい電車」の呼称が定着。94年にライトアップと座席指定列車「夜のあじさい号」が運転を始めた。箱根駅伝ほどの歴史はないが、今やこの鉄道の風物詩となっている。

運行されるの箱根湯本~強羅間(途中駅での乗降は不可)。箱根湯本からの「あじさい1号」は平日午後6時54分(土・日午後6時51分)発で、強羅に午後7時54分(同午後7時44分)着。強羅からの「あじさい2号」は平日午後8時17分(土・日午後8時15分)発で、箱根湯本に午後9時5分(同午後9時4分)着。座席料金は片道大人500円、子供250円。別途運賃が必要となる。