れいわ新選組は22日に投開票された東京都議選(定数127)で、目指した都議会での初の議席獲得を達成できなかった。
同党は23日までに櫛渕万里共同代表名のコメントを発表。「世田谷区・杉並区・練馬区に公認候補3名を擁立したものの、残念ながら惜敗の結果となりました。ご支持、ご支援をいただいた都民の皆さま、応援をいただいた支持者、ボランティアの皆さまに、心より御礼を申し上げます」とした上で「3人による必死の訴えは多くの有権者に届きましたが、活動期間が短く浸透しきれなかったことや自民党の裏金問題に象徴される既得権益の壁に阻まれる結果となったことは誠に残念です」とつづった。
その上で「しかし、今日が新しいスタートです」として、7月の参院選に向け「あなたが明日の生活を心配しなくていい経済的安定を手に入れ、誰もが人間の尊厳を守り、幸福を追求できる暮らしを実現する国を目指していきます」などと決意を表明。「野党多数なのに内閣不信任案を提出しない『与党も野党も茶番』国会に楔を打ち、れいわ新選組こそが国民のために闘う政党である、と選挙戦を通じて訴え、国民の支持のもと、議席を大きく伸ばして政権を担う覚悟で戦っていく決意です」と訴えた。
今回の東京都議選は参院選の前哨戦と位置づけられ、23日未明に全議席が確定した。自民党が、過去最低だった2017年の23議席を下回る21議席と歴史的大敗を喫して第1党の座を失い、小池百合子都知事が特別顧問を務め、今回31人が当選した都民ファーストの会が、17年都議選以来の都議会第1党に復活した。国民民主党、参政党が都議会に初の議席を獲得する一方、これまで1議席を持っていた日本維新の会は、議席を失った。参院選と都議選が12年に1度重なる「巳(み)年選挙」は、波乱の幕開けとなった。
投票率は47・59%で、前回21年の42・39%を5・20ポイント上回った。