【都議選】石丸伸二氏、候補者を「伸びが常人じゃない」会見で絶賛も全42人落選「再生の道」

会見で厳しい表情をする石丸伸二氏(撮影・高橋洋平)

東京都議選で、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)が代表を務める地域政党「再生の道」の立候補者42人全員が落選した。

石丸氏はノーネクタイ姿で、会見開始予定の午後9時半よりも早くに会見場に到着。約1時間半の間の会見中に当確議員が出ることはなかった。

公募には1128人が募集。3回の試験を行い、最終面接はYouTubeで公開した上で、42人を擁立した。政策については各立候補に委ねていた。「今回は候補者が42人出てます。本当に千差万別です。ただ、全体の評価として期待通りだったのが一番」と切り出し「もちろん細かくみれば、もっとこうした方がとかはあるんですけど、相対としてはこんなにもきちんと政治が選挙ができる人がいるんだなと。自分で言っといて、集めておいてなんなんですが、それが実現したことに衝撃を覚えました」と語った。

衝撃を覚えたのは演説だといい「演説のレベルアップ度合いが半端なかった、そこに一番衝撃を受けました」。そして「ほとんどの方は演説なんてしたことない。これまでスピーチ、講演、レクチャーはしたことがあると。それこそ街頭演説。それがいかに難しいかを候補者は感じた。そこからの伸びが常人じゃない」と絶賛した。

自ら立候補した昨年7月の都知事選と比較を記者に問われ「難しさとですね…複雑は複雑です。自分1人が動けばいい話ではないので。そこは日本語でいうと難しい」とした上で「ただ、難度という意味では相手側の能力が高いので、極めて円滑に意思疎通ができた。特にこちらから方針を示した後の動きが見事なので。そこでは難しいというよりも、あぁすごいな、立派だな」と語っていた。

告示日の14日に都内で行った街頭演説では「正常に機能していない今の都議会を健全化するため、新しい選択肢を示す」と訴えた。その上で「都議会の主な役割は都知事の監視なのに、疑似的な与野党が存在し、健全な議論が行われなくなっている」と主張。「そうしたときに何が起きているかといえば、与党はとにかく賛成、野党はとりあえず反対になる。この構図になると健全な議論が行われなくなり、よく分からない政策が出てきて、なぜか通っている。都議会を健全化するため、新たな選択肢を示す必要があると考えました」と訴えた。

都議になった場合の任期2期8年や議決で党議拘束をかけないなど、党の独自の姿勢を示して「実力あるメンバーばかりなので、見定めてほしい。都政と日本の再生を目指す。どうぞご期待ください」とアピールしていた。