梅村みずほ氏が参政党から参院選比例代表に出馬表明「参政党さんにご縁があった」4月に維新離党

参院選に参政党から立候補することを表明する梅村みずほ参院議員。左は神谷宗幣代表(撮影・中山知子)

今年4月に日本維新の会合を離党し、無所属で活動していた梅村みずほ参院議員(46)は30日、国会内で記者会見し、7月3日に公示される参院選(7月20日投開票)比例代表に、参政党から立候補することを明らかにした。会見には神谷宗幣代表も同席した。

神谷氏は「急きょ、いろんなことが決まった」とし、今月26日に打診し、27日から手続きを始め、28日に入党が確定、29日に、党員投票での確認も取れ、公認が確定したという。「維新にいたころ、入管法の問題で党と見解が違うとして処分を受けた時、何らかの処分が下るようなら、わが党に来て会派を組んでいただけないかとお願いした」と、以前から打診をしていたと明かした。当時は梅村氏は維新に残り、前回初当選した大阪選挙区での戦いを望んでいたことから実現しなかったという。

今回の参院選をめぐり、所属議員が5人以上でなければ地上波テレビの党首討論に出演できないなど、党の活動にも制限が出る可能性もあり、今回再度声をかけたところ、梅村氏は打診に応じたという。

梅村氏は「事情があって、維新を離党し、その後もなんとか大阪府民のみなさんに私の6年はどうだったのか審判を仰ぐ機会を模索していた。このまま1回休んだ方がいいかとも思ったが、6年間必死に大阪のために仕事をした。なんとしてでも、梅村という選択肢を提示したかった」と、述べた。

その上で「これまで訴えてきたことと(参政党は)親和性が高い」と強調。「外国人との共生をどうしていくのか。2年前、参院法務委員会での入管法改正の質疑で私は大炎上し、所属政党から処分を受けた。私が訴えていたのは、日本にいらっしゃる外国人の方とどうお付き合いしていくのかという問題。参政党さんは、別に外国人の方を排斥しようとしているわけではなく、ルールを守り、秩序を守って来てくださる外国人の方はウエルカムだが、その比率も大事だと」とした上で「どういうふうに社会の構成員として付き合っていくかを考えていかないといけないのではないか、という問いかけ。これが参政党にひかれた最も大きな要因です」と、説明した。

「今回は参政党さんにご縁があった。参政党の票の底上げに、いくらか貢献できるのではないかと思って決断した」とも述べた。

梅村氏は2019年参院選大阪選挙区に維新から出馬し、トップの票数で初当選した。今回の参院選で改選を控えていたが、維新の大阪選挙区の公認候補予備選で敗れた。今年4月、維新に離党届を提出、受理された。

一方、参政党は2022年参院選比例代表で、代表の神谷氏が初当選し、国会に初の議席を獲得した。昨年の衆院選では比例代表で3議席を獲得。梅村氏の入党で、政党助成法などが定める「所属国会議員が5人以上」「前回の衆院選か、前回か前々回の参院選の得票率が2%以上」の2つの政党要件を満たした。自民党への逆風が強まる中、各社世論調査での政党支持率も上昇している。