将棋の藤井聡太棋聖(竜王・名人・王位・王座・棋王・王将=22)に杉本和陽六段(33)が挑戦するヒューリック杯第96期棋聖戦5番勝負第3局が30日、千葉県木更津市「竜宮城スパホテル三日月」で行われ、後手の藤井が杉本を下し、シリーズ対戦成績を3勝0敗としてタイトルを防衛し、6連覇を達成した。これで通算タイトル獲得数を30期に伸ばし、渡辺明九段(41)が持つ歴代4位の31期にあと1期とした。終局後、同ホテルで記者会見した。
棋聖戦は今回から優勝賞金が4000万円となり、特別賞の1000万円と合わせると事実上の総額は5000万円。優勝賞金が最高額である竜王戦の4400万円を上回る賞金となった。
最高額の賞金を獲得したことに「大幅に増額をしていただき、対局者としてありがたい。多くの方に対局に注目してもらえる。その点では気持ちが入るところはあった」と話した。さらに「対局では直接意識することはないが、賞金を増やしていただいた重みがある。来期に向けてしっかりと取り組んでいかないといけないなと思う」と続け気を引き締めた。
気になる使い道について「いまの時点で具体的な使い道を考えているわけではないのですが…。なかなかイッキにとはならないと思うのですが、例えば両親に何かプレゼントしたりとかも、ちょっと考えてみたいなと思います」と笑顔を見せた。