参院選(20日投開票)大阪選挙区(改選数4)に無所属で立候補したロックミュージシャン世良公則氏(69)が12日、大阪市内で初の街頭演説を行った。
参院選への立候補を公示直前に決断したため、諸般の手続きやボランティアの人数の確保もままならず、第一声もホテルでの開催となった世良。SNSを中心とした選挙活動を考えていたが、支援者からの「ゲリラでもいいから、街頭演説を」との声もあり、公示から1週間が過ぎて、街頭演説にこぎつけた。
出馬会見ではスーツ姿でバシッと決めたが、「今日はめちゃくちゃ暑そうなので、ジャケットも考えたけど、熱く語るにはこれがいいかな」と黒のTシャツ、ジーパンというラフないでたちをチョイス。子連れの親子や外国人観光客が行き交う中、オーバーツーリズムが抱える問題や外国人の不動産取得規制、減税、積極財政などを訴え、「政府の政策が悪い。変えないとダメ。失われた30年が40年、50年になる。あなたの1票でしかこの国は動かない。それが民主主義。動かせ、日本」。20分の予定を上回る約30分間にわたって熱弁を振るった。
演説後は、囲み取材にも応じ、「音楽やってる方がラクですよね」と汗を拭いながら、「初めての経験ですけど、ライブとはまた違う訴えをさせてもらった。音楽ではあまりはっきりとしたメッセージではなく、歌詞や音楽の中に盛り込んで届けることが多い。それを生でぶつけるのは結構、楽しかった」と満足そうな表情を浮かべた。今後もゲリラ的に街宣活動を続けるつもりだという。
同選挙区からは世良氏のほかに、公明党の杉久武氏(49)、日本維新の会の佐々木理恵氏(42)、岡崎太氏(57)、自民党の柳本顕氏(51)、立憲民主党の橋口玲氏(56)、日本保守党の正木真希氏(46)、れいわ新選組の椛田健吾氏(44)、参政党の宮出千慧氏(40)、国民民主党の渡辺莉央氏(30)、共産党の清水忠史氏(57)、諸派の稲垣秀哉氏(56)、橋口和矢氏(55)、上妻敬二氏(67)、吉野純子氏(55)、平理沙子氏(34)、武内隆氏(62)、瀬戸弘幸氏(73)、無所属の東修平氏(36)の計19人が立候補している。