【参院選】田崎史郎氏がWダメ出し 自民に「対立が多い」立民に「世襲なぜ」鹿児島の接戦で

TBS(写真はイメージ)

政治ジャーナリスト田崎史郎氏が15日放送のTBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。参院選(20日投開票)で、自民党森山裕幹事長の地元で保守王国とされる鹿児島選挙区で「自民重鎮の娘を、立憲民主党幹部が応援している」構図について解説した。

番組では、自民党鹿児島県連の公募で、菅義偉首相の側近である園田修光氏(68)が公認に選ばれたのに対し、自民党の重鎮で政界引退する尾辻秀久参院議員の三女、尾辻朋実氏(44)が公募で漏れた後、立憲民主党の推薦で立候補している選挙戦を特集。立憲民主党側から直談判された秀久氏が「娘は娘の人生がある」と拒絶せず、朋実氏の応援に野田佳彦元首相らが来ている状況を紹介した。

恵俊彰が「自民党鹿児島県連は候補者決めるのに大変だったんですね」と切り出すと、田崎氏は「自民党はやっぱり、対立が多いですよね。AとBとCが激しく対立するとかね」と指摘、「尾辻候補が明確なのは世襲候補なので、世襲候補を認めないという点で、他を選んだというのは理屈が合うんですが、それだけの理屈ではなさそう」と自民党側の状況を語った。

田崎氏は一方で「世襲候補を立憲民主党が推している」とも指摘。恵が「立憲民主党、特に野田さんは世襲を批判されていたのに」と疑問を示すと、田崎氏も「なぜだろうなとは思いますよね」と肯定した。

さらに、園田氏が自民支持層の半数の支持にとどまり、尾辻氏が自民支持層の3割を取り込んで優勢と伝えられることも紹介。田崎氏は「自民党支持層が細っていて、無党派層の中でも自民党に入れるという人が少なくなっている。だから非常に自民党にとって厳しい選挙で、なぜそうなっているか、という総括はきちんとしないといけない」と厳しい口調で語った。

同区には参政党の牧野俊一氏、NHK党の山本貴平氏も出馬している。