【参院選】参政党さや氏、自民党は「ドケチ緊縮財政」と批判 大激戦の東京で消費税廃止など主張

参議院選挙7月20日投開票

参院選(20日投開票)は19日、選挙戦最終日を迎えた。全国最多の32人が立候補する東京選挙区(改選6と任期3年の欠員1の計7議席)は最終盤まで激戦が伝えられ、連日、各候補者による訴えが続いている。

各社の情勢調査で躍進予想が伝えられる参政党のさや氏(43)は18日、東京・原宿での街頭演説で、自民党政権の経済政策を批判。新型コロナ禍の中小零細企業対策をめぐり「しっかり売り上げを保障していたら、つぶれていなかった。日本のあらゆる業種が生き残って、2025年を迎えられていた。それができなかったのは自民党のドケチ緊縮財政のせいだ」と指摘した上で「デフレ下で経済のパイがしぼんでいく中、増税を繰り返し、消費税を上げていくのはほんとうにバカな政策をやっている。みんなが疲弊している時には増税をしないで国民にしっかり財政出動し、国がさまざまな手当てを行う。民のかまどから煙が上がるように、仁徳天皇の時代から分かっている政策をやらない自民党って、おかしい!」と指摘した。

党が訴える消費税の廃止を掲げたほか、自民党の森山裕幹事長が、ガソリン税に1リットル当たり約25円が上乗せされている暫定税率の2025年度内廃止に、公示後に言及したことを念頭に「もし下げたら、ほかの(税金)を上げてきます。それが自民党のやり方だ」とも訴えた。

今回の選挙戦では、複数の女性候補が「殺害予告」を受け、警察に被害届を提出する異常な事態になっている。さや氏の陣営も、殺害予告があったことを明かしており、演説会場周辺では警視庁関係者や警官らが警戒する様子がみられた。さや氏は演説後、聴衆との握手などは行わず、次の会場に向かった。

また、聴衆の中には、参政党が訴える「日本人ファースト」などの主張をめぐり、「差別」「日本人にファーストもセカンドもない」などと書かれたカードを手にした人もおり、警戒に当たる党関係者の間で、言い合いが起きる場面もあった。