【参院選】国民が勢力拡大 玉木代表「手応えを感じていた」自民への批判票を取り込む

国民民主党が躍進した。議席が4倍となった昨年の衆院選に続き、参院でも勢力拡大を果たした。玉木雄一郎代表は「手応えを感じていた」とし「新しい勢力で頑張ってもらいたいという期待の表れだ」と強調した。候補者の当選の報が次々に届けられると、玉木氏は「良かったね」と時折笑顔を見せた。「いつも我々は無理と思うことをやってきた。無理と思ってあきらめていたら、日本を変えることはできない」と声をからしてきた。

期間中の情勢調査では、自民党に対するの批判票の受け皿の1つとなり、党勢拡大につながる流れを引き寄せた。玉木氏は「国民民主が目指すのは、増税なき税収増。それは可能だ」と全国各地で力強く叫んできた。

さらに与党の国民1人あたり一律2万円給付に激しくかみつき、税収が5年連続で過去最高を記録していることにも触れ「これはだれのものか。石破さんのものですか。自民党のものですか、公明党のものですか。違うでしょう。汗水を流して働いた納税者の国民、みなさんのものだ! 選挙前に選挙対策でバラまくのではなく、納税者のみなさんに減税でお返しするのが筋だ」と、与党の公約を批判していた。

今後は、昨年、与党との間で幹事長合意した「年収の壁」の178万円への引き上げや、ガソリン暫定税率の廃止を求め、さらに攻勢を強めるとみられる。榛葉賀津也幹事長は20日夜のテレビ東京番組で、自民、公明両党の連立政権に加わる考えはないと表明した。参院選での議席増を受け「堂々と立法府で勝負する」と述べた。

参院選2025「与野党別獲得議席グラフ」「党派別獲得議席数」